デモクラシー速報

なぜか右寄りのまとめブログばかりが目立つので、それに対するバランサーとしてやっていきます。

タグ:森永卓郎

1: 民主主義者 2020/10/01(木) 23:50:39.41 ID:8q33YKF90● BE:687522345-2BP(2000)
 いまやテレビはコメンテーターで溢れているが、その発言は舌鋒鋭い「辛口」ではなくなった。
不祥事を起こしたタレントは擁護し、政権や官僚の失策を追及することもしない。そこにはテレビ局が誤報を恐れ、また大手芸能事務所との関係を考慮していることなどが、背景にある。
 一方、コメンテーターたちも、テレビで批判的なことが言いにくい流れを感じているという。多くの番組に出演する経済アナリストの森永卓郎氏(63)はこう語る。

「今だと“消費税を上げたら経済が失速するぞ”とラジオでは言えてもテレビではなかなか言えません。“Go Toキャンペーンで第3波が来るぞ”と言うのも難しい。それは制作側のスタンスというよりも、単純に視聴者にウケないからです。

 昔は私が出演していた報道番組のプロデューサーが『政権をひっくり返すぞ』なんて豪語していましたが、今は視聴者のほうが反政府や批判的なトーンには興味がないようで、それでは視聴率が取れないみたいです。
だから反政府的なことばかりを言っていると番組にお呼びがかからなくなる。私は数限りなくそうした経験があります(笑い)」

 森永氏がかつて出演していた番組も、政府に厳しいリベラルの出演者が一斉に代わったという。

「我々がやっていたコメンテーターのかなりの部分は、今やジャニーズや吉本興業のタレントに移っています。情報番組が報道ではなくエンタメとして存在する時代なのでしょう。
結局のところ権力批判はある程度余裕がないとできません。今はテレビ局も苦しいし、国民も苦しい。この状況で批判的なコメンテーターで番組を作っても、視聴率も取れなければ苦情の電話も来る。いいことがないんです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/295dd9979c1c6a80422eceef4f5db3ccfacf1f72

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1: 民主主義者 2020/09/27(日) 13:05:23.23 ID:iQPECC+W9
【森永卓郎の本音】官邸に財務省復権で緊縮財政へ
9/27(日) 12:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5de6ed97b7cf7dbe10706e705ad7f488bee214b1

 メディアは、菅新内閣の閣僚の顔ぶれと、そこから見通される政策の方向性について熱心に報道している。しかし、多くの派閥の支援を受けて誕生した菅首相に、思い切った閣僚人事ができるはずがない。総裁選での支持の見返りに、各派閥にポストを割り当てなくてはいけないからだ。

 ただ、菅首相が自由にできた人事がある。それが、官邸官僚の人事だ。総理大臣は霞が関から送り込まれた6人の秘書官に囲まれている。安倍政権の時は、今井尚哉政務秘書官を筆頭に、財務省、外務省、経産省、防衛省、警察庁出身の5人の事務秘書官がいた。彼らは、国の基本政策に強い影響力を行使している。なかでも、影の総理とも呼ばれるほどの実力者だったのが今井氏だった。

 第2次安倍政権が発足する前の首相官邸は、財務省が最も大きな影響力を持っていた。しかし、安倍前首相は、自民党内では数少ない「反財務省」の政治家だ。財務省を抑え込むために、経産省出身の今井氏を官邸官僚トップに据えて、官邸を経産省支配に変えたのだ。

 しかし、安倍政権末期になると、今井氏は暴走を始める。特にコロナ対策では、菅官房長官を蚊帳の外に置いて、独断専行をした。不評三点セットと呼ばれたアベノマスク、星野源氏と総理をコラボさせた動画、そして困窮世帯に限った30万円給付は、今井氏が主導した。学校の一斉休校も今井氏が主張したものだ。

 菅首相は、早速今井氏を始めとする安倍前首相を支えてきた経産省出身の官邸官僚を退任させた。官邸の経産省支配は終わったのだ。

 その結果、私は官邸内で財務省が復権すると考えている。その後に待ち受けているのは、歳出カットと大衆増税の緊縮財政だ。(経済アナリスト)

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