1: 民主主義者 2021/08/30(月) 09:03:30.01 ID:u8LJuynH9
日本が進めているアフガニスタンからの邦人や現地職員らの退避が難航している。
一方で、韓国は「ミラクル」と名付けられた退避オペレーションで、現地職員やその家族390人を韓国国内に移送完了した。
いったい、何が日韓のオペレーションの明暗を分けたのか。
日本政府関係者によると、自衛隊の輸送機でアフガニスタンから退避できた日本人は1人のみ(28日時点)。
アフガニスタン人14人をパキスタンに運んだが、これは日本大使館や国際協力機構(JICA)の職員ではなく、第三国から要請された人たちだ。
28日の韓国紙「中央日報」は、当初は500人の退避を想定しながら実際は10人程度だったとして「日本、カブールの恥辱」との見出しで伝えている。
このあざといまでの見出しの念頭にあるのは、韓国のオペレーションの成功だ。
26日と27日、韓国政府は現地の大使館職員や家族ら合わせて390人を2便に分けて、無事に韓国に移送した。100人を超える乳幼児も含まれている。
作戦名は「ミラクル(奇跡)」。韓国メディアは「文字通り、カブールの奇跡が成し遂げられた」と喝采した。
いったい、何が日韓のオペレーションの明暗を分けることになったのか。
韓国国防省の発表によれば、22日に経由の拠点となるパキスタン政府の了承を取り付け、23日の未明には、すでに軍が現地に展開していた。
日本が自衛隊の輸送機の派遣を始めたのは、23日夜から24日にかけて。
この差はわずかだったが、26日にカブール空港近くで起きた爆弾テロ前に退避できたかどうかの分かれ目になった。
2機のC-130輸送機がカブールからイスラマバードへ移送。そして、377人はKC-330輸送機で26日に仁川に到着、残る13人も27日に仁川に到着した。
韓国中部の公務員向け施設でおよそ8週間生活し、特別功労者として長期在留資格が与えられる見通しだ。
(途中のイスラマバードでアフガニスタン人1人について、名簿にない人物だとわかり、カブールに送還済み)
韓国の駐アフガニスタン大使館の外交官らは、タリバンがカブールに侵入した直後、いったんカタールに撤収している。
しかし、今回の現地職員らの移送支援のため、外交官ら4人が22日に再びカブールに戻った。
現地職員らとの連絡やバスの手配など、韓国政府は彼らの早期投入が「何より重要だった」と評価している。
「必ず助ける」との約束通りカブールに戻り、同僚の現地職員と抱き合って涙するキム・イルウン公使参事官の姿は韓国メディアに大々的に伝えられた。
キム公使参事官は帰国後のインタビューで「空港に行く途中でタリバンにバスを止められ、14~15時間、閉じ込められた」「全員を連れて帰ることができ、国家の品格と責任を示せた」などと振り返った。
一方で、現地の大使館員が国外退避した状態の日本のオペレーションが、より困難なものになったことは想像に難くない。
8/29(日) 12:44
https://www.news24.jp/articles/2021/08/29/10931281.html
一方で、韓国は「ミラクル」と名付けられた退避オペレーションで、現地職員やその家族390人を韓国国内に移送完了した。
いったい、何が日韓のオペレーションの明暗を分けたのか。
日本政府関係者によると、自衛隊の輸送機でアフガニスタンから退避できた日本人は1人のみ(28日時点)。
アフガニスタン人14人をパキスタンに運んだが、これは日本大使館や国際協力機構(JICA)の職員ではなく、第三国から要請された人たちだ。
28日の韓国紙「中央日報」は、当初は500人の退避を想定しながら実際は10人程度だったとして「日本、カブールの恥辱」との見出しで伝えている。
このあざといまでの見出しの念頭にあるのは、韓国のオペレーションの成功だ。
26日と27日、韓国政府は現地の大使館職員や家族ら合わせて390人を2便に分けて、無事に韓国に移送した。100人を超える乳幼児も含まれている。
作戦名は「ミラクル(奇跡)」。韓国メディアは「文字通り、カブールの奇跡が成し遂げられた」と喝采した。
いったい、何が日韓のオペレーションの明暗を分けることになったのか。
韓国国防省の発表によれば、22日に経由の拠点となるパキスタン政府の了承を取り付け、23日の未明には、すでに軍が現地に展開していた。
日本が自衛隊の輸送機の派遣を始めたのは、23日夜から24日にかけて。
この差はわずかだったが、26日にカブール空港近くで起きた爆弾テロ前に退避できたかどうかの分かれ目になった。
2機のC-130輸送機がカブールからイスラマバードへ移送。そして、377人はKC-330輸送機で26日に仁川に到着、残る13人も27日に仁川に到着した。
韓国中部の公務員向け施設でおよそ8週間生活し、特別功労者として長期在留資格が与えられる見通しだ。
(途中のイスラマバードでアフガニスタン人1人について、名簿にない人物だとわかり、カブールに送還済み)
韓国の駐アフガニスタン大使館の外交官らは、タリバンがカブールに侵入した直後、いったんカタールに撤収している。
しかし、今回の現地職員らの移送支援のため、外交官ら4人が22日に再びカブールに戻った。
現地職員らとの連絡やバスの手配など、韓国政府は彼らの早期投入が「何より重要だった」と評価している。
「必ず助ける」との約束通りカブールに戻り、同僚の現地職員と抱き合って涙するキム・イルウン公使参事官の姿は韓国メディアに大々的に伝えられた。
キム公使参事官は帰国後のインタビューで「空港に行く途中でタリバンにバスを止められ、14~15時間、閉じ込められた」「全員を連れて帰ることができ、国家の品格と責任を示せた」などと振り返った。
一方で、現地の大使館員が国外退避した状態の日本のオペレーションが、より困難なものになったことは想像に難くない。
8/29(日) 12:44
https://www.news24.jp/articles/2021/08/29/10931281.html
続きを読む